2026/05/07 23:48

air sect.(エアー・セクト)のデザイナー兼オーナーの かわむら です。
ブランドを立ち上げた経緯と思いについて語らせていただきたいと思います。
air sect.(エアー・セクト)は電車・鉄道をデザインモチーフにしたTシャツ・ウエアブランドです。電車・鉄道をデザインのモチーフにしていますが、パッと見、電車鉄道をモチーフにしているとは思えないようなオシャレでカッコイイデザインというのをモットーに商品づくりを行っております。電車・鉄道をモチーフにしているからデザインしている人もきっと電車・鉄道好きの人だろとう思かもしれませんが、実際はそうではありません。
デザイナー兼オーナーである私は、いわゆる電車・鉄道オタクではありません。
ただし、電車・鉄道が嫌いなわけでもありません。
放送が終了してしまいましたが「タモリ倶楽部」という番組がありましたね。私はその番組を見るのが好きでした。特に電車・鉄道をテーマにした回は非常に面白く、大好きな企画でした。
何が面白いかというと、同じ電車好きの中にも様々な分野があるようで、電車に乗るのが好きな人はもちろんのこと、時刻表を見るのが好きな人、写真を撮るのがすきな人、車両の音やアナウンスを録音して楽しむ人、架空の路線図の構想を練る都市計画が好きな人など、同じ電車鉄道好きの中にも様々な人がいるということを知りました。
大の大人たちが笑顔で話す電車鉄道の知識の豊富さ(広く・深く)やほとばしる情熱に圧倒されましたし、尊敬すらしておりました。
私の身近には電車鉄道好きの人はおりませんでしたが、電車鉄道好きの人たちのことを微笑ましい存在だと思っていました。
そんななか、時折流れてくるニュースには心を痛めました。
一部の熱狂的な電車鉄道ファンが、車両のラストランや特別運行などの希少な機会の写真を撮ろうと立ち入り禁止エリアへ入って撮影しようとしたり、写真を撮るための構図への写り込みが気に入らないということで駅員・他の乗客に罵声を浴びせるなどの行為が風物詩のようにニュースに流れてきます。
そんな時に私が思うのは、「私が電車鉄道好きだったとしたら、このような迷惑をかえりみない人たちと同類だと思われたくない」と思ってしまいます。
電車鉄道好きの人たちはどのように思っているのだろうか?と心配にすらなります。
そんなことを考えていましたが、あきらかに電車好きだろうなぁという人って街中でそんなにすれ違ったりすることはありません。電車鉄道好きの人たちが、かなりの数の人たちが存在するはずなのに、見かけないのは何故なんだ?生活圏が違うのか?行動する時間帯が違うのか?
いや違う。
外出するときに電車好きと分からないような服装で出掛けるから、一目見ただけで電車鉄道好きだということが分からないのだと思いました。
きっと、それは電車鉄道好きということを知られたくないのだろうなと、ニュースに出てくるような迷惑をかける電車鉄道ファンのような無法者・変な人と思われたくないという気持ちがあるんだろうなと推察しました。
それが事実であるなら、「電車鉄道ファンは実にかわいそうだ」と思います。
なぜなら、好きなものを身につけて外出すらできないのだから・・・
(つづく)
